1.28.2017

ASIAN PARADISE FINAL.

島でのサーフィンは。

トラワンガン島ではサーフポイントは1箇所しかありません。
リーフブレイクのためミドルタイドからハイタイドでサーフィン可能。
1-5月が比較的にサーフィン可能の波がある。
波質はアウトはミッドレングス、ミドルからロングボードに最適の波がブレイク。
南うねりの北風がオフショア。
サーフポイントまでは自転車か徒歩。
滞在ホテルが遠い場所ならチドモ(馬車)を使うことになります。
今回ホテルからは歩いて5分、自転車なら2分くらいの距離でした。
ビーチ沿いにローカルサーファー達が林にサーフボードを立てかけ基地を作っているのでサーフポイントはすぐにわかります。
レンタルボードもあり、ツーリストやダイバーも楽しんでいる感じ。
少し日本語も話せるローカルサーファーもいて皆、フレンドリー。
ポイントまでのエントリーは岸からできます。
最初は砂浜ですが途中からボトムはゴツゴツのコーラルリーフ。
しっかりプルアウトができる自信がある人はリーフブーツいりませんが、自信のない人はリーフブーツをオススメします。
ライトブレイクオンリーでアウトからインサイドまで乗れれば300mくらいライド可能。
最初は早いブレイクですが途中からイージーなブレイクになりビギナーでも楽しめると思います。
ラインナップにはいつも5人から10人くらいでたまに夕方は2人とか...
この人の少なさも旅のグッドポイント。
今回は夕方がハイタイドなので毎回サンセットサーフでした。
疲れたら上がって、ローカルサーファーが営んでいる売店で波を見ながら腹ごしらえ。
もしくはボードはポイントに置いて近くのレストランでランチもありです。
 
ロータイド時はこんな感じでリーフがむき出しです。
水はクリーン。
ローカルとボードを交換したり、シェアウェーブしたり。
最高の思い出。
この島で4泊して1日ずっとオンショアの日がありその日だけノーサーフ。
あとはハイタイドの時にしっかり楽しめました。
自然相手なのでフラットもオンショアのビュービューもあります。
この島はサーフィンがメインではないし、サーフメディアでもあまり露出してません。
それだけこの島は波を当てる確率は低いということと、そしてすごく上手なサーファーがいるわけでもない...サーフショップもない。これから発展すると言っているので急激に変わるかもしれませんが....
今のところ、たまにいい波があるからローカルやツーリストがサーフィンを楽しんでいるサーフスポットという感じでしょうか。
あまり波を期待せずに、島でのんびりしようかなぁなんて予定してて、今回のようにバッチリいい波に当たると最高です。
エンジン音もクラクション音もない。聞こえるのはコーランとチドモの走る音とリーフに崩れる波の音。素敵な島でした。
発展しすぎる前に次回のディスティネーションに加えてみてください。

バリ島から1時間で行ける島、”ギリ・トラワンガン島”の旅のお話でした。
2010年4月
初めてこの島を訪れた時の1枚。